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【日本株】日本人も貯蓄から投資の時代!モーニングスター(4765)銘柄分析【2022年】

3人の男の子を育てる5人家族のママことハレバレちゃんです。成長株(夢株と呼んでいます)で稼いで、優待株をチマチマと買うことを夢見ています。今回は成長株として「モーニングスター」を紹介したいと思います。少しでもご参考にしていただいたり、興味を持っていただけると幸いです!

モーニングスター購入のきっかけ

夢株(テンバガー?)です。

個人株を売買している私の個人資産は入金力がありません。お小遣い15,000円が入ってくるだけ…これでは何も買えません。ですのでいかに「今ある資産をどうするか」になってきます。

 

そこで、渡部清二氏の「会社四季報の達人が教える10倍株・100倍株の探し方」弐億貯男氏の「10万円から始める! 割安成長株で2億円」、遠藤洋氏の「10万円から始める! 小型株集中投資で1億円 実践バイブル」等を参考に成長株に投資するスタイルを模索しています。

 

▼ハレバレちゃん的チェック項目です▼

※最新の2022年3月期3Q決算や2021年3月期決算のデータを使っています。

  • 【◎】自己資本比率が高い(84.2%)
  • 【◎】増益増収である
  • 【◎】営業利益率が10%以上である(23%)
  • 【◎】ROE(自己資本利益率)が10%以上である(12.6%)
  • 【◎】10万円以下で購入が可能である
  • 【×】時価総額が100億円未満と小さいこと(約530億円)
  • 【◎】ストックビジネスを行っていること
  • 【◎】決算説明資料を出していること
  • 【×】オーナー経営者が筆頭株主であること
  • 【×】上場5年以内(2000年上場)
  • 【×】PER(割安性)が15倍以下である(30倍超)
  • 【◎】チャートが右肩上がりである

 

 

 

 

 

▼私の投資のマイルールについてはこの記事でまとめています▼

【ワーママ】投資のマイルールを考えてみた

モーニングスターとは?

「太陽は、まさに朝輝く星である。」

投資家一人一人の最適な資産形成に貢献する太陽のような存在でありたい!

 

モーニングスターの企業・IR情報のトップページに書いてある言葉です。

 

ハレバレちゃん

会社のキャッチコピーや経営理念、トップメッセージを見るのが好き☆

 

モーニングスターの事業は大きく2つとなっております。

 

  1. ファイナンシャルサービス事業
  2. アセットマネジメント事業

1つ目の「ファイナンシャルサービス事業」資産運用全般の情報を顧客(我々のような個人だけでなく、地銀や信金にも)に提供しています。

 

個人投資家が投資や金融関連の情報を得るためのサイト運営だけでなく、セミナーも開催しています。

ハレバレちゃん

株式新聞の紙媒体を休刊させたり、オンラインセミナーをしたりと、デジタル進化も頑張っています!

 

また、窓口対応や馴染みが深いということで地銀や信金等で投資をしている方もいると思いますが、その地銀や信金等の裏でデータを提供したり運用担当の人材育成サポートをしたりということをモーニングスターがしています。

 

2つ目の「アセットマネジメント事業」投資信託の商品を提供し運用しています。我々の差し引かれている信託報酬が事業の収益です。

SBIアセットマネジメント、SBIボンド・インベストメント・マネジメントと言われてもピンと来ないかもしれませんが、SBI証券が2019年に発売した「SBI・V・S&P500インデックスファンド」の運用会社と言われればわかるかもしれません。

 

ハレバレちゃん

楽天投信(楽天バンガードシリーズ)とバチバチのライバル争いをしています!!

 

 

 

暗号資産(仮想通貨)のファンドも始めるし、攻め攻めだね~!

曇ちゃん

 

モーニングスター企業IRページ

モーニングスター企業分析…?

※2022年2月3日調べ

東証1部

3月決算(9月中間決算)

配当:2020年度→16円(中間7.5円+期末8.5円)

2021年度→未定(中間8円+期末未定)※連続増配中

配当利回り:予想2.85%

時価総額:530億円

自己資本比率:84.2%

モーニングスターー2022年3月期「第3四半期決算の概況」資料

 

1月末に発表された3Q決算資料を基に企業分析を進めます。

  • 売上高、営業利益、経常利益、当期利益すべてにおいて過去最高を更新
  • 2021年3月期において12期連続の連続増益かつ連続増配を達成(上場企業でわずか4社)
  • 紙新聞の休刊で売上が下がるも、ファンドデータの売上は好調
  • セミナーも開催数・参加者数は増加傾向
  • 運用ファンドの残高は大幅に拡大、国内初の暗号資産ファンドの設定を予定
  • 配当も12期連続増配中だが、2020年3月期以降は配当性向は100%超

 

好調そのものという感じです。

コロナ禍で対面セミナーが実施できないという影響はありますが、オンラインセミナーの実施とするなどの工夫もあり、比較的他の業界に比べるとコロナの影響は少なかったように見受けられます。

投資信託の運用が好調のようで、これは投資している側としても実感があります。つみたてNISAやiDeCoの口座数は増加傾向です。アメリカと比較して現預金・保険大好き日本人相手だからこそ「貯蓄から投資へ」「貯蓄から資産形成へ」の流れの恩恵を受けるモーニングスターの伸びしろは大きいかと思います。

 

ハレバレちゃん

自己資本比率は非常に高水準をキープしているけど、配当性向の高さは少し気になります…

モーニングスターの株主優待は…?

権利確定月:3月、9月(年2回)

優待内容:暗号資産、株式新聞無料購読

長期保有優待制度:ナシ

 

100株→2,500円相当の暗号資産「XRP」、株式新聞無料購読6ヶ月分(計28,900円相当)

500株→2,500円相当の暗号資産「XRP」、株式新聞無料購読12ヶ月分(計55,300円相当)

 

100株における実質利回り:54.73%(配当+優待)

優待利回りを見ると「???」となりますね。

株式新聞ウェブ版が月額4,400円なので、それが無料で読めるというのがインパクト大となっています。70年以上の歴史があり、証券専門メディアとしてはトップシェアを誇るようです。

 

ハレバレちゃん

日経電子版が月額4,277円で楽天証券で無料で読めるけど、より証券情報に特化した情報を得られるのは良いかも♪活用次第!

 

そして何と言っても暗号資産(仮想通貨)の1つであるXRP(リップル)が貰えるというのが面白いですよね。

曇ちゃん

タダでもらえるわけですから、暗号資産が上がれば上がるほどウハウハ…下げても痛みはありません!

 

▼XRPのチャートです。下落トレンドみたいですが…。

 

モーニングスターのチャートを見てみる

※チャート、テクニカル分析の全くできない素人が好き勝手言っています。

 

上場が2000年ですので、まずは30年チャートを見てみます。

 

上場バブルは抜きにすると、2009年~2012年までの停滞期があり、2013年、そして2021年にグッと上がっているような印象があります。

 

続いて、3年チャートです。コロナショック前後の動きを確認してみます。

 

コロナショックでは下げましたが、ほとんど影響なく回復および上昇を続けている数少ない銘柄だと思われます。

 

続いて、6ヶ月チャートです。順調な右肩上がりに少し陰りが出てきたので詳しく見てみます。

 

株価は2021年12月30日に670円をつけたのが現在の高値となっています。少し下落トレンドに入ったかな?という気もしますし、もう一度上を目指せそうな気もしますし、なんとも悩ましいチャートに見えます。

 

ハレバレちゃん

550円を切るところまでは下げる可能性があるのかなぁ…どうかなぁ…
下落トレンドに入ってるよ~~~~。550円なんてあっさり割ったよ~~~(5月17日追記)

陽くん

 

まとめ

今回は夢株枠としてモーニングスターを取り上げました。

少子高齢化が進む日本では社会保障制度が段々と厳しくなっています。高齢者を支える若者が減ることにより、増税や社会保障負担の増加が進んでいます。また長寿になったことにより、生涯に必要なお金も増えました。

 

日本人は貯蓄・貯金が大好きな国民性だと言われています。

「投資はギャンブル」「投資は危ないもの」という意識も依然根強いです。

 

それでも増えない給与に対し増える負担…。昔のように銀行や保険の利回りがよかった時代ではありません。貯蓄だけでは不安です。そんな日本において投資ビジネスはこれからますます必要なビジネスの一つになっていくと考えられます。今まで投資してこなかった人が多かっただけに、今後の成長が見込めると感じます。

そのような中で、多岐にわたって投資情報を提供し、投資商品を提供しているモーニングスターは今後も伸びるのではないかと期待しています。

 

モーニングスター企業IRページ

 

ハレバレちゃん

岸田政権は株主を目の敵にしてるけど、お金にも働いてもらわないと日本人はどんどん貧しくなるんじゃないかなぁ…
子ども三人を大学に入れるには貯蓄だけでなく投資も組み入れていきたいところ!

太ちゃん

陽くん

NISAやiDeCoという政府が勧める制度も使っていきたいよね~♪

 

2022年3月期-決算発表(2022年4月26日)

モーニングスターー2022年3月期決算短信

モーニングスターー2022年3月期決算説明会資料

 

2022年3月期 通期決算について

  • 売上高、営業利益、経常利益、当期純利益すべてにおいて前期比増(過去最高を更新)
  • 営業利益は前期比で20.6%の増益
  • 売上高は10期連続増収、経常利益と当期利益は13期連続の増益
  • 連続増配中だが、配当性向は依然104%と高め
  • 運用ファンドの残高はぐんぐん成長中

 

つよつよ決算でしたね~。

ほとんどマイナス要因がなかったです。紙媒体の株式新聞の廃止と事業(ゴメス)を会社分割により譲渡したことくらいですかね。これらは一時的なインパクトに留まるのではないかと思いました。

 

ハレバレちゃん

連続増益・増配を13期以上続けてる企業は4社(モーニングスター、小林製薬、ニトリHD、パンパシフィック)を推してくるあたり配当性向高いけど、意地でも(?)増配続けてきそう…

 

2023年3月期 通期計画

  • 業績予想、配当予想の発表なし
  • オンラインセミナーをこなしつつ、制限のない対面セミナーもアフコロで拡大し売上増を目指す
  • 国内外のアセットマネジメント企業の買収、ジョイントベンチャーの設立を推進
  • 様々なファンドの運用を推進
  • 「貯蓄」から「資産形成」に向けた支援(対個人へのセミナー、対金融機関への支援など)

事業内容からして直接的にはコロナ禍やロシアウクライナ情勢の影響は比較的少ないように見えますが、金融市場の動向(年明けから株価や為替、原油などが大きく動いていますよね)を見通すのは難しいとのことで、業績予想および配当予想はありませんでした。

物価高で利益圧迫されている食品業界や円安の影響を受ける輸入企業に比べるとリスクが少なくて魅力的に感じます。

懸念があるとすれば、「投資を始めたけれど、マイナスがツライ(2022年はなかなか難しい相場)から投資辞める」とか「投資をしているけれど、日々の生活が苦しい(物価高、給料上がらない)から投資辞める」という人がどのくらいいるのかな?という点です。

日本人のマインドを変えるのはなかなか難しいかなと思います。だからこそ伸びしろがあるとも考えられますが…。

 

太ちゃん

なお株価は1月4日に658円の高値を付けて以降、ジェットコースターのように下降中だよ!500円を切る可能性も出てきているよ!

 

 

 

▼毎月、個別株の運用成績を公開しています▼

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