皆さんはお住まいの都道府県や、市町村のサービスを活用していますか?住民票を取りに行くくらいしか関わりないですか?
今回は特に子育て世代に向けて自治体の活用方法についてお話したいと思います。
自分が住む都道府県・市町のホームページを見たことありますか?
クオリティの高さの違いはあれど、各自治体のホームページは存在します。皆さんは見たことありますか?自分の住んでいる街のことを知っていますか?
かくいう私も今の仕事に就くまで見たことがありませんでした。何をやっているのかも知らない。市報や必要なお知らせの郵便物をさらさらっと目を通すだけ…こんな方が多いのではないでしょうか。
自治体は良い情報をなかなか教えてくれません!
自ら求めに行きましょう!
色々な補助金や助成金もそうですよね。(不妊治療や出産もそうでした。)オトクが転がっていても何も考えずに生活していると享受出来ないことがあります。
よくあるのが「妊娠・出産」のページ。
こちらは妊娠を希望する方への自治体が行っている支援情報や妊娠された方への情報が発信されています。不妊治療への女性への援助も実は自治体によって様々です。助成金として金銭的に援助しているところや、サプリメントや食材への支援なんてものもあります。初めての妊娠・出産で不安やストレスを抱える方に向けた、相談会や教室が開催されています。同じ悩みを抱えるママパパと出会えるきっかけになることもあります。
あとは「子育て・教育」のページ。
こちらは、子育てに関するページ。定期健診のご案内から保育園の情報が主なものでしょうか。支援センター(未就園児が保護者と一緒に遊びに行ける施設です。)の情報や、子育ての悩みに対しての相談会もあります。
もちろん、「介護・障害」「住居・住まい」に関することも自ら情報を取りに行くことで得られるものがあると思います。
自治体が行っているイベント情報をゲットしよう!
では、具体的に何を見るのかをお話します。今回は子育て世代に向けて書いていますが、デートや一人でも楽しめるものもあります。
見るものはズバリ!
「更新情報」「新着情報」「イベント情報」「トピックス」と書かれているものです!
(自治体によって表記は異なります。)
自治体は昔からの資産として様々な施設を持っています。存在意義の是非はここでは問いませんが、自治体もなんとか活用しようと頑張っています。
子ども支援センターは我が町だけでなく、近隣の支援センターにも行きますが昨今の少子化対策もあってか、結構充実していますよ。雨の日は特におすすめです!!(コロナ禍において制限があるかもしれませんので、事前に確認することをオススメします。)
5歳の太ちゃんは気付けば知らない子とも遊んでいますし、2歳の陽くんも動き回っても基本的に安心安全です。(もちろん保護者の皆さんは放置せずに見守りましょう。)
無料のところが多いですが、有料のところはさすがに有料な分、より充実しています。
※有料といっても遊園地のような金額ではありません。1日1,000円もあれば十分です。
小倉駅近くの上記施設は子ども100円、大人200円がかかりますが、非常に広く一日めいっぱい遊べます。ベビちゃんコーナーから水遊びコーナーまであります。素晴らしい!!(車で行くと駐車場代がそれなりにかかりますけど…。)
太ちゃん
陽くん
あとは博物館や図書館、美術館、動物園(安くし子供だーすきですよ!)もオススメです。期間限定イベントを結構やっています。無料のものも多々ありますよ。
オトク情報はまだまだ!
他にもチェックしたい点はあります。
- コンテストの実施(子どもを参加させてみたり、投票するだけでも)
- アプリ等利用による特典、イベント参加
- 料金改定やサービス向上のお知らせ
などがあります。具体的に説明します。
>1.コンテストの実施について
例えば、「親子フォトコンテスト(イクメン推進事業等)」「標語コンテスト(新規事業立ち上げ)」こういうやつですね。子どもに負担がかからない程度で参加してみるといいかもしれません。参加賞・粗品だけでも文房具などちゃんと用意されていることが多いです。
>2.アプリの活用について
自治体も時代の流れに一応乗ろうとアプリを作っています。
- 健康増進のアプリ
- 観光名所スタンプラリー
- サイクリングロードアプリ
- 子育てサービスアプリ(ドリンクサービスとか!)
婚活関連のアプリもあるかと思います。こういうアプリを活用するのもアリですよ。
>3.料金改定やサービス向上のお知らせ
知らない内にサービス向上されていることがあります。(言うてよ笑)
例えば公共料金がクレジットカードで支払えるようになった。窓口の時間が延長された。別の場所で書類が出力出来るようになった。バス等公共料金が改定された。などなど…。
私の住んでいる市はずっと水道料金が引落だったのですが、3月にクレジット決済可能になっていました。全然知らず、今月からクレジット決済に切り替えました。
自治体は国の施策とは別に条例を定めることが出来ますので、そこでオリジナリティーを出して頑張っているところもあります。まぁ改悪されてることもあるのでしょうけど…そこは意見書や投書で訴えてみましょう。
コロナ禍において各自治体の力量が問われる?
(2021年1月27日追記)
コロナによって我々の生活がガラリと変わって、もうすぐ1年が経過します。(厳密には1年経過してますが…。)2020年は休校・休業と生活が回らなくなったり、イベントの中止・変更などすべての行動がコロナ感染に気を配るものとなりました。「アフターコロナ」ではなく「ウィズコロナ」という言葉もあります。
コロナ禍がどのように収束するかは素人の私にはわかりませんが、自治体の動向は必ずチェックしましょう。
- 収入減に対する補償
- 経済を回すための景気刺激策
- 子育て世帯や特定の世帯への支援策
- 全世帯への支援策
国の政策とは別に、各都道府県であったり、各市町村であったりの自治体が独自の施策を行っています。自分で申請したり申し込んだりするものがほとんどだと思います。上手く活用するためにもチェックはしっかりしていきましょう。
私の自治体では市内で使用できる商品券(20%プレミアム)の販売がありました。これは割とどこでもあったのかな?
この機会に妊娠した人への支援もとても手厚いものがありました。(具体的には言えませんが…。)
自分の住んでる自治体の動きが比較的早く、また手厚いことに私はとても満足しています。
ハレバレちゃん
自治体サービスを活用して生活を豊かにしよう
皆さんも自分の自治体に興味が出てきましたか。隣の市町と比べるだけでも結構サービスって違うんですよ。せっかく居住を構えて税金を納めているのでしたら、しっかりとサービスは受けましょう。あまりにも近隣の市町と違うことがあれば、意見書を出してみましょう。ホームページや役所での投書という形で受け付けていると思います。
SNS上や人に愚痴っているだけじゃ届きません。
情報は待っているだけでなく取りに行く、自分の不満点は「意見として伝える」、その先に生活の豊かさがちょっぴり待っているかもしれません。
改善されなかったり、近隣の市町があまりにも魅力的だったら住まいを変えるという選択肢もあるといいですね。マイホームを買うときにはそういった視点で自治体を見てみることも大事です。
「今」が良くても、「子どもを育てやすいか?」「高齢になったときに住みやすいか?」なんてライフステージが変わることも想像できるといいかもしれません。
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