今年の台風により我が家のエアコンが壊れてしまいまして、その修理を賃貸マンションで契約している「火災保険」にてカバーすることが出来たので、今回はそのオハナシをいたします。
保険は活用してこその保険。
皆さんもぜひ契約している火災保険をチェックしてみてくださいね。
台風でエアコンの室外機が壊れた!どうする!?
昨今の台風の威力といったら報道でもあるとおり凄まじいものがあります。川の氾濫、家の倒壊、あらゆるものや街が1日や1晩で無残な姿になってしまう。それは日本に住む者には他人事とは言えない出来事かと思います。
我が家でも今年の台風では最大限の警戒を、と言われ一晩中雨戸を叩く強風に怯えながら過ごしました。(子どもたちは熟睡していて何も覚えてないようですが…すごい。)
台風が去った翌朝。
まだ夏の暑さが残る中、冷房をかけるべくエアコンのスイッチをオン。
起動。
風の音。
しかしいくら待てども涼しくならない。疑問に思い流れてくる風に手を当てると生暖かい。設定温度を確認しても変わらない、除湿、暖房、色々試せど変わらない。
どうやら壊れたようです!!!ピンチ!!エアコンまだ必要よ!!!
曇ちゃんはすぐに購入した家電量販店に電話をしようとしますが、私はふと思ったのです。
そう、我が家に掛けられている「火災保険」の存在を。
火災保険って何?どこまでが対象になるの?
マイホームをお持ちの方はもちろん、賃貸に住まれている方でもほとんどの方が契約しているであろう「火災保険」についてどこまでご存じでしょうか。この火災保険、名前がわかりにくいですよね。どうしても「火事」のイメージが強すぎます。
火災保険は台風による被害でも対応するのです。
ちなみに私の契約している火災保険の補償内容はざっと以下の通りでした。
- 火災・落雷
- ガス爆発などの破裂
- 風災・雹災・雪災
- 台風や豪雨に伴う水災
- 給排水設備事故に伴う水濡れ
- 盗難
- 不注意などによる破損・汚損
かなり幅広いことがわかります。
我が家の場合は3番の風災に該当しました。
※地震に伴う補償は「地震保険」が別にあるので対象外ですね。
火災保険でエアコン修理が補償されるまでの流れ
- 保険会社へ電話をして状況を説明する
- 保険会社とのやり取りと並行しつつ、修理会社へ依頼
- 修理箇所をデジカメ等で記録する
- 修理会社に見積書と請求書を作成依頼、支払い
- 保険会社へ書類を送る
- 保険金を受け取る
まずは保険会社に電話をかけよう
問い合わせ窓口を確認して電話をします。私の契約しているところは24時間365日受付サービスをしており、とても感じの良い女性の方が対応してくださいました。火災保険の請求は3年までさかのぼることが可能ですので、思い当たるものがあったら問い合わせみるのも良いかもしれません。
ただし、「この災害によりこのような損害が出た」ということを証明しないといけないので、時間が経てば経つほどに証明は難しくなります。
やはり、鉄は熱いうちに打てということです。
保険会社の窓口担当の方にも「損害部分をわかるよう写真に撮っておいてください」とのご指示をいただきました。
修理会社へ依頼し修理箇所を記録する
これはどこの会社でも構いません。
修理会社の方にも念のため「火災保険を適用したいので先日の台風の影響かどうかを確認してほしい」と伝えました。
修理箇所をデジカメ等で記録する
エアコンの部品を解体していく中で、今回は室外機の室外機と中のエアコンをつなぐパイプが台風によって破損(穴が開いた)ということが判明しました。修理会社の方に断って写真を撮らせてもらいます。
家のプリンターでプリントアウトして準備します。
破損個所に〇や矢印を用いて保険会社へわかりやすくしておきましょう。
修理会社に見積書と請求書を作成依頼、そして支払いを済ませる
見積書または請求明細書が必要になりますので、修理会社にお願いをします。
総額だけではなく、修理内容・数量・単価等の確認が出来れば良いようです。我が家では「作業完了報告書」という書類をもらいましたが、こちらで受け付けてもらえました。
請求書または領収書は保険会社に送りますので大切に保管しましょう。
保険会社へ書類を送る
待たずして保険会社から保険金請求に関する資料が送られてきました。資料に沿って準備をします。
こちらが準備したのは、「作業完了報告書」「領収書」「破損部分の写真」です。
保険会社の書類は、「保険金請求書」「損害明細書」です。
保険金請求書には、例に沿って個人情報や振込口座を記入していきます。ハンコは認印ですが必要でした。
損害明細書には、エアコン本体をいつ・いくらで購入したかを書き込みます。当時のレシートも記憶も不確かだったのでだいたいで記入しました。(これで大丈夫です。)
準備が整い次第、郵送しましょう。
保険金を受け取る
郵送してから約10日で保険金は指定した口座に振り込まれていました。早かったです。
事故時諸費用保険金 7,326円
合計 31,746円
というわけで、修理にかかった費用すべてと諸費用が振り込まれていました。
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まとめ
私は大学以降、賃貸マンションやアパートに住んで10年以上は経ちますが、今まで火災保険はただただ払っていただけだったように思います。そこまで大きな損害もなかったし…ということもありますが、保険を身近なものとして認識していなかったのです。
しかし今回は、リベラルアーツ(リベ大)の『本当の自由を手に入れる お金の大学』を拝読していたこともあり、「これは保険適用になるのでは…?」と考え、動くことが出来ました。
知っているか否かで人生の選択肢が変わると私は思っています。
また、知っているのと行動に起こすことが出来るかで人生の選択肢がもっと変わると私は思っています。
選択できることの豊かさをこれからも感じていきたいので、これからも試行錯誤してまいります。
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